shizukana tori’s diary 

色々と続けたい

130 知らなかった

本当に好きな物事のことは

除いて、今まで、これは自分は

好きだから、知っている方だから

と思っていたことがあるとしても

自分より、その事柄について

詳しい人に出会った瞬間から

その物事への関心や興味が

薄れていくことってあると

思うのだが、どうだろう。


自分は、子供の頃から好きになった

ものや興味のあることには踏み込んで

調べる方だと思っていたのだが

インターネットが日常化し

情報量が莫大に増え

特にこの10年、スマホが完全に普及

した10年の間で、もろくも、その

「それなりに知っている自分」という

アイデンティティは崩れ落ちた。。


「知っている人達」のことを知り

すぎてしまった。。


私は、全然何も知らなかった

ことを知った。。



SNSの存在はとても大きかった。

知っているな、詳しいなの嵐である。


10年前の私は、ただ身近な人達の

中で知っている方、詳しい方だった

だけだったのだ。。


全国、世界の猛者の存在はないこと

にできたあの頃は、なんて牧歌的

だったのだろう。勘違い出来ていた

時代は本当に幸せであった。。


少し知っているということだけで

友人が話を興味深く聞いてくれたり

詳しいよなと言われることが

本当に自分の中の数少ない誇りで

あった。。



そういう時代の変化の中で

今では、そういう知っているという

ことは、あまり有効ではないと

思うようになった。。


知識よりいかに好きか

という気持ちが大切だと。







人は考えが変わるのである。。










好きなことは大切に、今日も一日。