shizukana tori’s diary 

色々と続けたい

153 電話

いつの日からか

電話で話す、ということが

苦手になってしまった。。


日々の生活の中で電話という行為

自体が減ったことが大きく関係

しているとは思うのだが

元々、電話で話すということが

好きなような気がしていただけで

実はそうではなかったのだろう。。


あらゆる事が、1人で楽しめる

時代になって、自分の時間という

ものの価値がとてつもなく高く

なっていることも関係している

のかもしれないが、スマホ以前は

誰かと電話をする時間というものが

それぞれみんなある程度、確保

されていたような気がするが

私の思い違いだろうか。。


なんとなく手持ちぶさたになって

人に電話をするということが

日常にあった時代は、遠い昔に

なってしまったようである。。


それでも、未だに電話で話すこと

が好きな人も、一定数どの年代にも

いるとは思う。


話すことで、気分転換になったり

ストレス解消になったり良いことも

たくさんある。


しかし、これだけ電話という行為

自体が、日常からなくなってくると

かけることも、かかってくることも

緊張感がかなり増してしまっている

のは、確かである。。


私はそうなってしまった。。
 

その点、やはりメールは良い。


緊急性がなければ、自分のペース

で返信すれば良いし、あくまで

考えながらコミュニケーションが

取れるので気楽である。


良いか、悪いかわからないが

この時代においては

そういう人の方が多いだろう。


システム上、電話を使わなくては

いけないのであれば、仕方なく

電話をする。

しかし、メールがあればメールで

済ませたいという感じだと思う。


ここまで来て思うのは、やはり

人とのコミュニケーションも

なるべく負荷を減らしたい

面倒なことはなるべくしたくない

効率的、合理的に過ごしたいと

思う気持ちがそうさせているので

一度そうなってしまうと、もう

以前のように、電話が日常に戻る

ということもないのだろう。。


しかし、本当にたまにで良いので

会っていない友人に電話をかけて

話してみたいという気持ちもある。



電話をかける勇気を年に1、2回は

振り絞って。。

と気合いを入れて電話をかけた時に

限って、相手が電話に出ずに

焦ってフォローのメールをしてしまう

というパターンにならなければ

良いのだが、それもまた良しと思って

かけてみよう。。








勇気を出して、今日も一日。