今年から気の向くままに
ラジカセについている録音
機能でUSBにCDを録音する作業を
続けているのだが、カセット
テープを録音してみたくなり
やってみたら、特に不具合も
なく、音質も思ったより
気にならず、いい感じに録音
できた。アナログをデジタルに
ボタン一つで変換できる
のだから面白い。
テープを録音といっても
USBに録音して今も聞きたい
と思うようなものはこれといって
あるわけではないが、一曲
だけとても聞きたい曲があり
その一曲だけ、手動で頭出し
をして、曲の終わりも手動で
停止ボタンを押して録音した。
テープの不便さが楽しく
新鮮に感じられるのは
デジタルの便利さを知って
しまったからだろうけど
不便は嫌なはずなのに
不便が楽しい、となる時代を
生きているのだから不思議だ。
日々、究極の便利さや楽さ
簡単さには需要があるが
趣味や娯楽の世界においては
不便さを追求しているような
時代でもある。やはり不思議だ。
何事にも飽きてしまうという
人間の特性がある以上、不便さや
手間がかかるものや、難しい
ものも、やはりなくならない
のだろうか。
便利、楽、簡単はとても好き
なのに、それはあまり興味が
ないことや、好きではないこと
に限って、ということなのだろう。
しかしそれなら、好きなことで
あれば、大変でも面倒くさくても
好きでいられるかと思いきや
必ずしもそういうわけではない。
やはり加減や程度というものがある
のだから、やはり一筋縄
ではいかない。
楽しいことも、無理せず
ほどほどにやれば
続けられるだろうか。
どうだろう。
やはり分からない。。
でも、少ないくらいが
ちょうどいいのは
なんとなく分かってきた
ような気はする。
のんびりと、今日も一日。
