部屋から見える景色はいつも同じだ。
決していい感じとは言えない田園が
雑然と広がっている。季節の移り変わり
は見える。そこが救いであるか。
今年の夏の始め、伸びすぎた木を少し
切った。木を切っている時申し訳ない
気持ちになった。
木は雨の日も風の日も炎天下の日も
ただひたすら
そこでじっとしている。
言葉を発することなくただ静かに
そこにいる。病気で朽ち果てて
しまうこともあれば元気にぐんぐん
伸び続けることもある。そこは人間
と一緒だ。しかし木は喋らない。
どんな時もいるだけ。
もし木が喋り始めて苦痛を訴えたり
喜びを興奮気味に語りだしたら。。。
花に水をあげるタイミングが難しい。
あげすぎ注意は分かるのだが加減が
なかなか。個体差もあるだろし。
水やり3年の道のりはまだまだである。