shizukana tori’s diary 

色々と続けたい

342 変わっていくこと

若い頃は小説が読めなかった。


読んでいるうちに、違うことを

考えてしまい、内容が頭に

入ってこなかったので、早々に

小説は向いていないのだと

諦めた。漫画もあまり読む

習慣がなかったし、映画も

代表作を少しだけ見たとか

そんな感じで、夢中になれたのは

音楽とテレビのお笑いだけだった。

現実的な即物的なもの以外は

頭に入ってこない人生だった。


それが、年齢を重ねたためか

時間が大量にあるためか

どちらも関係していると思うが

小説や漫画など、物語をようやく

楽しいと思えるようになった。

むしろ、物語の重要性や物語が

ないと、人は生きていけない

のだと、ようやく感じるように

なった。

逆に言えば、それだけ現実は

きつく、物語の世界に頭の中を

移さなければやっていられなく

なってきたということも言える。


今も、エッセイや実録物は

好きで読むが、読んだあとに

グッとくるのは、小説のほうが

多くなった。癒されている。


音楽の癒し効果は、以前から

実感はしていたのだが、小説

を読むこと、字、言葉を読み

癒される、という感覚を味わえ

たのも、この1、2年であるが

人生の大きな収穫といえる。

ありがたい。。


やはり、生きていくために

音楽と本が必要である。

この二つがあれば、なんとか

やっていけることを信じて。

あとは、映画を見られるように

なれば完璧である。。








物語に癒されつつ、今日も一日。